家や部屋がゴミ屋敷となってしまう理由

誰しもはじめからゴミに囲まれた汚い部屋を望む人はいません。もちろん元々そのような暮らしをしていた訳でもありません。当然ながらそうなってしまわざるを得ない理由があります。
多くの原因は、高齢や病気で体が不自由になったり、精神的ダメージを受ける出来事がきっかけで無気力になったりすることがほとんどですが、中にはご夫婦やお子様といった親近者の方を亡くされて、その思い出の品々、いわゆる遺品を片付けたり捨ててしまうことができずにゴミ屋敷化してしまうケースが多いようです。
別のケースとして多いのが「捨てるのがもったいない」「そのうち使うはず」などの理由でゴミを溜め込んでしまう場合です。現在は家庭ゴミも分別が12種類にも分かれており「ゴミの分別が複雑でわからない」「どの収集日に出せばいいのか迷う」などの理由で忘れてしまったり、ついつい捨てるのが面倒になり、ゴミを溜め込むきっかけになってしまうケースも少なくないようです。