最近よく耳にする「デジタル遺品」とは

デジタル遺品とは、主に故人がスマートフォンやパソコンなどを使用していた際に遺される、デジタル機器やインターネット上に残したデータのことです。それを本人の死後に整理することを「デジタル遺品整理」といいます。
一昔前まで聞かなかったワードですが、最近ではこのデジタル遺品の取り扱いに困る方が増えています。
デジタル遺品の取り扱いのトラブルが発生する背景にはパソコンやスマートフォンなどのデジタル機器が、高齢者の方にも浸透したことがあります。
目に見える遺品は生前から意識しますが、パソコンやスマートフォンに保存してある写真、SNSやブログは常に目に見えるわけでは逝去した後に遺族が取り扱いに困るなどトラブルになってようやく気付くこともあります。
デジタル遺品は、スマートフォンやパソコンを使用していれば遺るものであると認識しておくべきものであり、どのようなものが自分のデジタル遺品になるのかも、本人が把握しておくことをおすすめします。